どう頑張っても彼は誰かと出会ってしまう可能性がある

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愛されたくてしょうがない25歳の彼女は言いました。

「他の女の所に行ってほしくないんです。私だけにして欲しいんです。」

彼女は彼と結婚して死ぬまで私だけを見ていて欲しいとお望みです。

 

あぁはぁ〜ん、気持ちは凄く分かる。あたいも20代の時同じことを思っておりました。

でもね、今は受け止められないかもしれないけど人生の先輩として伝えとくね。

 

結婚したからと言って永遠はないの。

人生100年時代に今から愛する人を1人だけにするのは無理なのよ、残念ながら。

 

成長のスピードが変わればステージが変わって別れる時もあるし。

成長に必要な出会いだってある。

子育てをする時に欲する人と、死ぬ間際に欲する人は違う可能性がある。

2人同時に大切な人ができる時もあるかもしれない。

彼の気持ちを私だけに向かせたいというその純粋な気持ちは凄く分かるけれども、

そもそも結婚したら私だけを見てくれるだろうというのは幻想でしかないのです。

紙切れ1枚で感情まで縛ることはできないのですよ。

 

20代の頭カチコチだった私にも教えて欲しかったな…笑

 

そう、悲しい真実だけれど、逆にこの真実を受け入れてしまった方が彼に執着はなくなる。

この世は諸行無常なのです。

※世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。

だからどう頑張っても彼は誰かと出会ってしまう可能性がある。

だとしたら、彼を繋ぎ止める事に追力するのでなく、己の魅力を高める事に時間を費やした方が結果貴女の人生の糧となるのです。

 

彼女はこの話を聞いて、「なるほど、そういうものなんですね。なんか楽になりました」と申しておりました。

少しはしくじり先輩からの真意が伝わったかしら…笑

私は今までの人生で2度ほど心臓をえぐられるような大失恋をしておりますが、

その痛みを忘れた頃にはまた誰かを探し求めたりするわけです。

でもこの世が諸行無常なら、いつか別れが来るのなら、深く愛し愛される関係性ではなく、

付かず離れず傷つかない関係を築くのもありでしょう。

でもそれって生きてて楽しんですかね?

魂揺さぶられるような出会いは、人生を輝かせてくれますよね。

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